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日比谷野外大音楽堂2015年9月27日 (その1) [ライブ]


ご無沙のブログ更新です。
とくに閉鎖したつもりはないのですが、怠惰なファンに落ちたので、
偉そうに書くこともなく無為に日を経過しましたが、
久しぶりに日比谷野音の音漏れを聴きに行き、感動したので更新することにします。

実は、書くべきことは秘して研究しておりました。
エレファントカシマシの音楽的ルーツ、参考にしたであろう音楽の探究です。
おそらくエレファントカシマシのファンの中ではかなりルールを掘ったファンの一人だと思います。
ただ、この種の「元ネタ」は「パクり」と誹るネタになるので嫌われる研究でもあります。
そのため、研究に研究したものの、発表をためらっていたところがあります。
しかし、もう怠惰なファンであるし、ライブにもあまり足を運ばないので、
そろそろその辺のルーツも指摘してよいのかなと考えております。
近々、アルバム毎に、この辺の作品やアーティストから影響を受けているだろう、
ということをやっていこうかと思っています。

今回はひとまず、今年の野音の外聴きの感想を記します。
長くなるので、3回に掲載を別けます。
「その1」が第一部、「その2」第2部以降、「その3」がライブ全体の分析。


ほぼ定刻通り17:30過ぎに登場
20:10過ぎ終了
昨年よりは終了が早いが今年も2時間半越え


1~2曲目まで
エレファントカシマシ + 昼海幹音(g)

3~27曲目まで
エレファントカシマシ + 昼海幹音(g) + 細海魚(key)

28~29曲目まで
エレファントカシマシ + 昼海幹音(g) + 蔦谷好位置(key)


第一部
1 おはよう こんにちは (epic sony) 『THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ』
2 ドビッシャー男 (pony canyon) 『ココロに花を』
3 悲しみの果て (pony canyon) 『ココロに花を』
4 ああ流浪の民よ (epic sony) 『THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ』
5 誰かのささやき (epic sony) 『東京の空』
6 暮れゆく夕べの空 (epic sony) 『東京の空』
7 夢のかけら (pony canyon) 『愛と夢』
8 月の夜 (epic sony) 『生活』
9 自宅にて (epic sony) 『THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ』
10 待つ男 (epic sony) 『THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ』
11 TEKUMAKUMAYAKON (universal sigma) single「愛すべき今日」
12 星の砂 (epic sony) 『THE ELEPHANT KASHIMASHI』
13 珍奇男 (epic sony) 『浮世の夢』
14 極楽大将生活賛歌 (epic sony) 『東京の空』
15 四月の風 (pony canyon) 『ココロに花を』
第二部
16 生きている証 (EMI) 『扉』
17 ワインディングロード (universal sigma) 『MASTERPIECE』
18 月夜の散歩 (pony canyon) 『明日に向かって走れ』
19 今宵の月のように (pony canyon) 『明日に向かって走れ』
20 めんどくせい (universal sigma) SINGLE「愛すべき今日」
21 化ケモノ青年 (EMI) 『扉』
22 ズレてる方がいい (universal sigma)
23 ガストロンジャー (EMI) 『good morning』
24 RAINBOW (universal sigma) 未発売
25 生命賛歌 (EMI) 『俺の道』
アンコール1
26 星の降るような夜に (epic sony) 『東京の空』
27 友達がいるのさ (universal sigma) 『風』
アンコール2
28 愛すべき今日 (universal sigma) SINGLE「愛すべき今日」
29 ファイティングマン (epic sony) 『THE ELEPHANT KASHIMASHI』

1.【おはようこんにちわ】
おもむろに登場して、
「1、2、3、4」のカウントから前奏がはじまり
宮本が歌い始めるはじめる。
ハンドマイクで、バンドを「はっ、はっ」と煽りながら、
EPIC作品特有の節まわしで気持ちよさそうに歌う。
トミのドラムが力強くのびやか。
近年、雑誌のインタビューでもトミのドラムを宮本がよく褒める意味がわかる。
オープニング定番曲は、日比谷野音でも幕開けに相応しい。

2.【ドビッシャー男】
宮本がギターを抱えて前奏のリフをかき鳴らし、
ドビッシャー男へ。
こちらもオープニング向き、胸騒ぎを感じさせるタイプの楽曲曲。
オリジナルのバージョンよりも倍くらいスピードが早い。
若手バンドにありがちな前のめりなノリ。
歌が走ったり、ドラムが走ったり、
なんだがものすごい若い10代のバンド演奏のようだ。
アウトロが長く、宮本のスキャットも多い。

今日はすばらしいゲストを呼んでます
みたいなMCがあって魚さんです。

3.【悲しみの果て】
ドビッシャー男のテンポのあとなので、こころなしか速い。
ここからゲストの細海魚さんがキーボードで参加したらしい。
自分は外聞きだったので、1曲目からいたものだと思ったが、
呼び込みは3曲目の【悲しみの果て】かららしい。
「エビバディ、オーイエー」の声あり。
キーボードの音が大きめ。
「よろしく最後まで楽しんでくれ」。

4.【ああ流浪の民よ】
エコーの聞いたマイクで。
セカンドアルバムの激渋のブルース。ああ流浪の民よ。
これもオルガンの利いた珍しいアレンジ。
オルガンが入ってると、ドアーズっぽいアレンジに聞こえる。
最近のエレカシの楽曲しか聴いたことのない人には、なかなかレアな体験だろう。
激レア曲のひとつだ。自分も久しぶりに聴いた。

5.【誰かのささやき】
宮本がギターを抱えて、ひとしきりイントロがあって、
【誰かのささやき】へ。
夕暮れ時の歌だけに夕景に映える。
「ようこそ、エブバディ」
サビ前の中奏が長いライブバージョン。
エンディングはもちろんフェイドアウトしないバージョン。

6.【暮れゆく夕べの空】
囁くような歌い出しから、【暮れゆく夕べの空】。
昼間のリハーサルでも念入りにチェックしていた一曲。
この曲は、EPICとCANYONの作風のちがいを繋ぐ作品である。
そのことをライブバージョンでも強く感じさせる。
POPさとROCKの荒削りが同居しているからだ。
コーラスをつけていたのは誰だろう?
「俺たちゃそうさ 俺たち自由さ」は契約を切ったソニーへの皮肉でもある。
野音で「暮れゆく夕べの空」と言えば、2009年の演奏をよく覚えているが、
あの時よりもノドの調子がかなりよさそうだ。
禁煙がうまく行ってるのかもしれない。
前半のなかでは、一つのハイライトだったと言える。

7.【夢のかけら】
「隠れた名曲を」で【夢のかけら】へ。
前半でちょっと演奏がよれる。
アルバム『愛と夢』の楽曲はライブ版のほうが段違いに魅力的だ。
あのアルバムの製作時期はバンドメンバーと宮本がしっくり行ってなかったからだ。
だから現在の盤石のバンド演奏で奏でられるほうが、
アルバムのなかのかしこまった演奏よりも断然すばらしい。
この曲でもコーラスがついていた。

8.【月の夜】
宮本のMCがひとしきりあって(外にはあまり聞こえない)
小音楽堂のK-POPがうるさくて、耳障りな音が被ってくる。
細海さんのオルガンプレイが、まんま『生活』の再現でうれしい。
静謐さが普段にもまして美しかった。
これもまた、ひとつの見せ場となった一曲。
いつか河口湖の練習場の眠れない夜にひとりで作った曲だと言っていた。

9.【自宅にて】
「頭叩いても……」と聞いて驚く。「自宅にて」じゃないか。
スーパーレア曲である。10年以上追いかけてきてはじめて聴いた。
EPIC時代の特徴がよく出た作品である。
静謐ではじまって、もりあがりでは絶唱になる。
セカンドアルバムのなかでもブルース度が高い、
そして太宰文学の影響を感じる一作でもある。
アウトロは少しBEATLESっぽいアレンジだなと思った。

10.【待つ男】
印象的なベースリフがあって、
えっこんなところで「待つ男」?という感じになる。
静謐を破るようにドシャメシャな歌唱。
エレカシの日比谷野音にはぴったりな楽曲のひとつだ。
「富士に太陽ちゃんとある」ではこころ沸き立つ。
初期エレカシの代表曲「待つ男」。
「ええい、いらっしゃい。エレファントカシマシでーす」
「なななな、なななな、ななななな」
「らたぁとぅたぁらたぁとぅたぁ」
最後にポツリ。「まだ終わりじゃありません」。
笑いを誘う。
(【待つ男】は定番〆曲なので、10曲目はかなり珍しい)

メンバー紹介後に
「最後まで楽しんでくれ。ようこそ」。


11.【TEKUMAKUMAYAKON】
「新曲きいてくれ」
4つ打ちのダンスチューン
歌詞が字余り気味で「待つ男」の絶叫のあとでは苦しそう。
くりかえしの多いミニマルミュージック風の作品は久しぶり。
『風』の【人間って何だ】に似たトラックだが、
乗っている歌詞は『昇れる太陽』や『悪魔のささやき』の中年の自覚が入っている。
最後のつぶやき「行くしかねえ」が印象的

12.【星の砂】
石くんが印象的なリフをならして、【星の砂】へ。
外聞きの人たちは手拍子が自然とあがる。
いつものように途中からテンポアップ。
いつもの星の砂よりかは皮肉っぽさが少なめ。
ダンスチューンっぽさが強い。
TEKUMAKUMAYAKONと同じ4つ打ちだからだろうか。
「耐えろ」「耐えろ」あっあっあっあっ。

13.【珍奇男】
宮本がアコギを抱えて、音を軽くたしかめて。
「世間の~皆さん」
「ホームグラウンドに帰って参りました」で拍手起る。
これもまたあまり皮肉味の強くない珍奇男。
むしろ道化っぽさが増している。
「働けどおっとと」「苦労しておっとっと」
いつも以上にアウトロのながい珍奇男。
カオス状態に。そのカオスをトミのリズムが支える。
細海さんのオルガンプレイの見せ場がある。
いつものアウトロの2倍か3倍はあったような気がする。

14.【極楽大将生活賛歌】
楽しそうなギターが鳴り、【極楽大将生活賛歌】。
この曲を聴くとなぜだかドリフターズを連想してしまう。
どことなく音頭っぽいところがあるからだろう。
「前へ前へと進め、ギター」
「お前が死んだって何だって誰も何も言わねえよ」
「みんなどうもありがとう、生きていこうぜ」

15.【四月の風】
「ヘイッ!」と一声あって
「エブリバディありがとう、ようこそ野音へ」
【四月の風】
アコギが印象的(石君のアコギか?)
第一部終了のハイライト楽曲。

(その2につづく)
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